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IT業界の未来について考える

光の差し込むオフィス

IT業界の仕事は多岐に渡る。IT業界の仕事をイメージすると、WEBサービス業界やIT情報処理サービス業界が思い浮かぶだろうか。

その他にも、インターネット・通信サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界と多くの業界がIT業界なのだ。

IT業界のこれから

IT産業の成長は日本の課題だ。IT業界の技術の進歩はとても速く、日本のIT産業はすでに世界から遅れをとっていると言われている。さらに、転職事情のページでも少し触れたのだが、日本のIT業界における人材不足は、2019年頃から慢性的な問題となっている。

企業側の対策として海外からのエンジニアやプログラマーを積極的に採用するようになった。
当分、IT業界は売り手市場。日本のエンジニアも負けてはいられない。働く側にとってIT業界の将来性は高いので、この先のキャリア形成を考えている方にはおすすめしたい業界だ。

IT業界と5G時代

5Gの時代に入るとIT業界のサービスに、変化を巻き起こすだろう。これまで確立されてきたシステムの中で販売競争してきた。5Gという次世代通信がスタートしたら、通信業界はもちろんソフトウェア業界やハードウェア業界など、IT業界全般でビジネスモデルの概念が新しくなると予想できる。

企業はソフトウェアの新規開発に投資をしたり、デジタル変換“デジタル・トランスフォーメーション(DX)”に価値をもたせたIoTビジネスに取り組んだりする。
IT業界が生活に便利なサービスをどんどん更新し、人間に豊かな暮らしをもたらす未来がやってくるだろう。一方でAI(人工知能)のサービスも進むため、IT業界の中でも単純作業をしている分野では、仕事がなくなるとも言われている。

IT業界を目指すための必要なスキル

IT業界を目指すなら、身につけたいスキルはたくさんある。必要なスキルはその業界ごとに変わってくるだろう。

エンジニア職

IT業界でプログラマーやシステムなどのエンジニア職を目指すのであれば、プログラミングスキルは必須。現在は義務教育にとりいれるほど、必要なスキルにもなっている。エンジニアにも種類があるが、htmlやcssなどの基本的なマークアップ言語やサイト制作に必要なプログラミング言語を書けるスキルも必要だ。

ITコンサルタント

ITの分野で企業の課題を解決するためには、ハードウェアやネットワーク、OS等のインフラ領域の知識が必要だろう。さらにジョブ管理ツールや監視ツールなどのミドルウェア領域、開発アプリケーションやデータベースオブジェクト等の話しになると、アプリケーション領域の知識も必要になる。

このようにIT業界では、職種や担当する仕事によって必要なスキルも大分変ってくるのだ。IT業界を目指すといっても、その中で何をしたいのかどんな分野の担当を担いたいのかで、必要なスキルアップを考えると良いだろう。