1. >
  2. >
  3. 意外とやんちゃだった学生時代

意外とやんちゃだった学生時代

バスケットプレーヤー

各ポジションの役割を果たしながら、仲間と共に勝利をつかむスポーツ“バスケットボール”。
中学1年の頃、体育館で見かけた先輩たちのプレーに目を奪われた。

バスケットの魅力にハマる

シュートからこぼれたボールを粘り強く取りにいくオフェンスリバウンドや、勢いよくドカットインして点を取る姿。力強さとスキルを兼ね備えたプレーに感動し「このスポーツをしたい」と胸が躍ったのを今でも鮮明に覚えている。

入学して間もなく部活紹介という、やりたい部活を検討する期間があったが心はもうバスケットに決まっていた。そういうわけで、自分は中学1年生から高校・大学を通してバスケ一筋できた。

中学・高校のバスケットはエースシューターになろうと必死だった。そのほうが自分が注目を集め、周りの期待値も高まるだろうと考えていたからである。しかし、注目を集める考えは違っていた。チームプレーでシュートの確率をあげるためには、味方のフリーを演出できる知性も必要だと気がついた。その時からどんな手段であれ、ディフェンスを崩せる選手になろうと決めたのである。それからというもの、さらにバスケの楽しさや魅力にハマっていき、大学に入ってもバスケサークルに所属した。

大学のバスケサークルでは「やんちゃキャラ」

中・高バスケットをしているだけあって、大学に入る頃には、ある程度バスケの技術はあった。自信もあったのだろう、やる気のみなぎっている日はウォーミングアップでダンクシュートをしたり、流れの悪くなりそうなゲームを変えるためなら「やるぞっ!」と、大きな声で叫んだりしていたのである。ある時、何をするかわからない破天荒さがあると評価され“やんちゃキャラ”と呼ばれるようになっていた。

サークル内でもスター選手のような扱いに、恥ずかしくも嬉しかったのを覚えている。そうしている間に、チームを引っ張っていく存在としてキャラを活かせるようになった。
監督の扱いも“ここぞ”という時に使ってもらえるようになり、やんちゃキャラはバスケットをする上で、個人的に良いブランディングになったと思っている。おまけにやんちゃでイケているイメージもあったのか、女性からモテた。

どちらかというとアクティブな人間だった

バスケットを通し、活発で活動的な人柄になれたと思っている。チームプレーで培ったコミュニケーション能力やタフさ、健康な身体が手に入ったからだろう。

熱心に物事に取り組める姿勢は、今の仕事にも役立っている。情報収集能力や課題の抽出、それまでのステップの踏み方などを身体で覚えているところだ。今でこそ、IT企業に勤務しデスクに張り付いている日々を過ごしているが、心は踊っている。学生時代、アクティブな人間だった。その時の経験は、今後どんなことにも積極的に取り組んでいける力を培ってくれたのである。