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友人は狭く深く

友達

大学生から社会人にかけて、交友関係の輪は自然に大きくなった。LINEやSNSの交換によるコミュニケーションや友人が開いてくれた合コンなど、関わりをもった関係であれば、好き嫌い関係なく誰だって交友関係と言えるだろう。

交友関係をカテゴリにわける

自分はどちらかというと狭く深い人間関係が好きだ。しかし交友関係の質は気にせず、広く浅く広がるだけ広がればいいと考えている。交友関係の輪の中で、カテゴリをわければいいからだ。

  • 好きな友人は「狭く深く」カテゴリ
  • 上記以外は「浅く広く」カテゴリ

といった具合だ。恋人であれば交際関係カテゴリに入るだろう。会社の上司や後輩達は、友人ではなく同士カテゴリである。だから友人は“狭く深く”と考えているのは、コミュニティが狭いわけではないのだ。

広く浅い人間関係より、狭く深い人間関係からは人生の学びが多い気がする。家族のように信頼しているため、本音で話し合えるからだ。お互いに理解があるため「相手に嫌われるぐらいなら自ら間違った行動をしただろう」と素直に思える、だから素の自分でいられる。警戒せず自分に驕ることなく過ごせる。深い関係の友人は、実に居心地がいいものだ。よって、今後の人生の糧にするには「狭く深い人間関係」がベストだと考えている。

誰といても楽しむのは自分次第

狭く深い人間関係の良さについて話したが、浅く広い人間関係も嫌いなわけじゃない。人気者は広く浅い付き合いをしている人が多いし、人と関わるのがとにかく好きで広く浅い関係を築いている人もいる。

自分にとって、広く浅い関係から学ぶことやメリットも多い。相手が何か居心地の悪い言動や行動をした時は、自分の行動を正すきっかけになったり、浅い関係のため必要以上の人間関係トラブルに発展したりしないからだ。どうでもいい関係とまで言わないが、付かず離れずの関係でいられるのはメリットだろう。浅く広くの人間関係も、楽しみながら学びに変えたほうが良い。
もはや「誰とでも楽しめ」という境地にいれば怖いものはないだろう。

しかし浅く広くの人間関係ばかりだと、相手から親身になってアドバイスをもらったり、自分の将来を考えた厳しい指摘をもらえたりはできないだろう。自分の事を後回しにしてまで親身になってくれる友人がいる人は、間違いなく人生が豊かになると考えている。

であるから、最初にいったカテゴリわけを間違えると事件だ。好きな友人を決めるのは自分であって、相手を良く知る必要がある。狭く深い人間関係を作る第一歩として、相手を良く知る努力が必要だと改めて思う。

これからも新しい出会いは絶えないと思うが、自分と狭く深くの人間関係を築ける人に、いったい何人出会えるのだろうか。とにもかくにも、人間関係を良くするのは自分次第というワケだ。