職場では一緒に働く同僚にアメリカ人やインド人、フィリピン人と、どんどん国際化している。仕事柄、情報収集も海外の情報を英語で集めていた。
学生の頃より英語が身近になり必須だと決心してから、ビジネス英語を身につけるまでそう難しくなかった。
ビジネス英会話を身につけるための考え方とコツ
日常英会話に比べると「ビジネス英語は難しい」と考えてしまいそうだが、特別な英語ではないとお伝えしたい。日常の会話はニュアンスの違いやセンスで、言い回しが変わる。それは日本語でも同じで、日常の話し方や表現によって、個性がでるものだ。
対してビジネスにおける会話は「丁寧に話す」と「目的が明確である」という2点をおさえれば大丈夫。シンプルな話だ。よって、ビジネス英語は特別難しく考える必要はないだろう。
コツとしてはビジネスシーンにわけて、定番フレーズや単語を覚える方法がおすすめだ。
例えば、
挨拶編
初対面の相手に対して「お会いできてうれしいです」と言いたい時。
“pleasure to meet you.”を使い、丁寧なフレーズを覚える。
【例】Hello. My name is 〇〇. It’s a pleasure to meet you.
ミーティング編
ミーティングでは進捗が気になるケースが多い。「進捗はいかが?」というフレーズごと覚えるといいだろう。
【例】How’s the project going?
他にも、会話を切り出す時に使うフレーズや、商談に使う時のフレーズをビジネスシーンと結び付けて暗記すると使えるようになる。
ビジネスに使う「単語」を覚える
会議であれば、“meeting”、アポイントは“appointment”など、こちらも良く使う単語を丸暗記。次に徐々にレベルを上げてニュアンスについて考えていく、積極的なニュアンスの提案は“Propose”、相手に決断を委ねる提案なら“Suggest”、などのようにビジネス戦略と結び付けて単語を覚えるのも手だ。
ワーホリなどで語学力は変わる
ビジネス英語を実践的に学ぶ場所として、外国で働きながら学べるワーキングホリデー「ワーホリ」はおすすめだ。
「職場で役割を果たすため」「日常生活を送るため」どうしても英語を使わなければならない環境に、自ら身を置く。生きるために英語を使うのだから、自然と語学力はアップし英語に対して免疫がつくだろう。しかし、ほとんどの国でワーホリを受け入れる上限を、30歳前後と年齢制限があるため、各国の年齢制限を確認しワーホリを活用してほしい。
国際化が進む日本。ビジネス英語は職場でのコミュニケーションやスキル面、どちらにおいても仕事の可能性を広げてくれる“手段”と言えるだろう。