得意なこととは何か?
得意なこととは、自分が自信をもってできることを指す。
他の人よりも優れていたり、他者から評価されることがあれば、それが自分の得意なことである。
やっていて負担にならないことも得意なことと言える。
スポーツや勉強で特に優れた成績を残していなくても、苦にならずに行えるなら得意なことと言えるだろう。
掃除や整理整頓が苦手な人もいるが、それが楽しく行えるなら、それも得意なことだ。
得意なことがないと思ってしまうのはなぜか?
自分は得意なことが何もないと感じている人は、自己肯定感が低いのかもしれない。
自己肯定感の低い人は、何かと人と比較してしまう。
もちろん、得意なこととは人よりも優れたことでもあるわけだから、得意なことを見つけるにはある程度人と比較することが必要になる。
しかし、自分よりもはるかにレベルの高い人と、いつも比較していると、自分には得意なことは何もないと思ってしまう。
得意なこととは、特別なスキルや資格を持っていることだと誤解している場合も、得意なことを見つけにくくなるだろ。
得意なことを見つけるにはどうしたらいいか?
自分の得意なことがわからない場合は、友人や家族など身近な人たちに、自分の長所や強みについて聞いてみるといい。
自分自身を評価するのは難しいが、第三者なら得意なことを知るヒントになる意見を述べてくれるだろう。
得意なことを見つけるには、これまでの楽しかった経験を思い起こすことも助けになる。
取り組んで楽しかった仕事、子どものころ熱中したことなどを思い出して書き出してみよう。
やって楽しかったことは得意なことと言えるし、もう1度チャレンジすることで自分の得意なことをはっきりさせることができるだろう。
誰かから褒められたり評価されたりしたことがあるなら、それも書き出してみることだ。
自分では大したこことはないと思っていても、褒められたり評価されたりしたということは他の人よりも優れている点だから、得意なこととして認識していい。
苦手なことをリストアップしてみるのも1つの方法だ。
すぐに行動するのが苦手という人なら、慎重に考える、思慮深いという良さがあるのかもしれない。
長所と短所は表裏一体であるため、苦手なことからアプローチしたら得意なことに行き着くということもある。
得意なことを見つける別の方法は、新たなことに挑戦してみることだ。
今まで自分の苦手な仕事ばかりしてきて、得意なことが生かせる仕事に出会っていないということもある。
接客は性に合わない、営業職は絶対に無理と思っていても、先入観を捨てていろいろな仕事に挑戦してみれば、その中から自分の得意なものを発見できることがある。