ポッドキャストとは何か?
街を歩いていると、多くの人たちがスマートフォンを片手にヘッドホンやイヤホンを耳にしている姿であふれている。
音楽を聴いていたり英語の勉強していたり、その用途はさまざまであろう。
中には、ポッドキャストというサービスを利用して、ラジオ番組のようなコンテンツを楽しんでいる人も多くなった。
ここでは、このポッドキャストについてその存在を知らない人向けに紹介しようと思う。
ポッドキャストという言葉さえ知らない人向けに説明するところから始めよう。
ポッドキャストとは、番組制作者がウェブ上のサーバーに音声データをアップロードし、一般ユーザーに対して公開するサービスである。
MP3という音声データ配信が主流だが、ネット環境の改善により動画ファイルも配信が可能となったことでその表現の幅は広がった。
どちらにしても、番組の製作側がパーソナリティとなり、各ジャンルに特化した情報を話すというスタイルが主流だ。
ユーザーはその番組を登録することによってファイルを自分のデバイスへダウンロードし、いつでもどこでも聴くことが可能だ。
大手のラジオ局などのメディアでも、実際のラジオで放送した録音の全部、または一部をポッドキャスト用のサービスとしてダウンロードできるようにしていた。
今でも継続している番組はあるが、アップロードするサーバーのレンタル費用などポッドキャストを配信するにはコストも生じるため、徐々無料でも同様のサービスを提供できるYouTubeなどへ移行しポッドキャストは廃止するというトレンドになった。
しかし反面、誰でもパーソナリティになれるという実態もあり、自分でラジオ番組を製作したい層も厚く、さらにサーバーレンタル費用を必要としないhimalayaなどのプラットフォームも登場しており新しい番組は続々と作られ続けている。
おすすめの番組の探し方
今では数多くのポッドキャスト番組がネット上にアップロードされており、選び放題の状況だ。
iTuneに登録したお気に入りの番組を自動更新させることも可能だ。
各ジャンルごとにおすすめの番組を紹介するので、そこを取っ掛かりに自分に合った番組を探してみてほしい。
まずニュースを深堀りしたいのであれば、ニッポン放送の「飯田浩司のOK! Cozy up!」という番組が秀逸だ。
多彩な顔ぶれの日替わりコメンテーターのニュースを深堀下解説と、アナウンサーである飯田氏の独自の取材力が素晴らしい。
また英語を勉強したいというリスナーには、数ある番組の中でも初心者が楽しく継続してきけるだろうという観点から「Go Goエイブ会話」をおすすめする。
英語のネイティブスピーカーと日本人パーソナリティの掛け合いのバランスとユーモアが素晴らしい番組だ。
このように、各ジャンルごとに一番のお気に入りを見つけて、そこから派生させていくと探しやすいだろう。