映画見放題サービス「Amazonプライム」
Amazonプライムというサービスをご存じだろうか?
オンラインショッピングのAmazonを利用する際に有料会員になると利用できる。
Amazonが発送する対象の商品を日本全国の地域に最短で翌日に配送するサービスを受けられたり、追加料金も不要で小説や雑誌、啓発本や実用書などさまざまなジャンルの書籍を読めるプライムリーディングや、さまざまなジャンルの音楽を楽しめるプライムミュージックというサービスを受けられたりとその特典は豊富である。
そしてプライムビデオというサービスはやはり追加料金不要で、映画やドラマはもちろん、バラエティ番組やアニメシリーズまでも楽しむことが可能だ。
コロナ禍でステイホームの時間が増えたり、せっかくのゴールデンウィークや夏休みに以前のように気軽に旅行に行ける環境ではない昨今において、数多くの人々から支持を受けている。
ここでは、このプライムサービスで観られた映画の中から、特に面白かった3つの映画を紹介しよう。
レディ・プレイヤー1
監督が大御所のスティーブン・スピルバーグということもあり、さらに封切り前に大々的に宣伝されたこともあってもともとの前評判は高かった。
その高額な広告宣伝費を回収できるのかという不安もあった中、いざ封切られてみれば爆発的なヒットとなり、経費を大幅に超える興行収入を記録した。
最新のデジタル技術をふんだんに用いた映像のレベルの高さと、スピルバーグらしいノスタルジックな数々の仕掛けが施されており、そうした郷愁を楽しめる大人からデジタル世代の子供たちまで幅広い層で支持される結果となった。
ゴーグル1つでさまざまな夢を実現できるVirtual reality (VR)の世界「オアシス」に暮らす人々の生活に、オアシス創始者から突如投げかけられた「3つの謎を解けば、全財産とこの世の全てを授けよう」という挑戦状。
この争奪戦の様が面白くないわけがない。
星の王子ニューヨークへ行く2
1988年に公開された大人気のコメディ俳優エディ・マーフィの代表作となった作品の続編だ。
前作で花嫁探しにニューヨークの街を訪れたアフリカのザムンダ国王である主人公が、30年以上ぶりにまだ見ぬ息子に会うために再びアメリカ行きを決意する。
その一連のストーリー中の軽妙な演技のかけあいは、ほれぼれするような、まさにコメディの王道をいくスタイルで老若男女を問わず楽しめる作品だ。
ブレイン・ゲーム
名優アンソニー・ホプキンスが出演兼製作総指揮の両方を務めた、サイコスリラー要素を持つSF映画だ。
予知能力を持つクランシー博士を演じ、同じ予知能力を持つコリン・ファレルが演じる容疑者と対決を繰り広げていく。
「死」とは?「生」とは?という死生観を考えさせられつつ、「羊たちの沈黙」のレスター博士とは、どのように演じ分けているのかを観察するだけでも楽しいだろう。