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江の島はお気に入りのスポット

年に数回は江の島へと赴く理由

東京を中心とした関東首都圏の人々にとって、One day tripとして人気の行き先の1つが湘南エリアだ。
夏に海水浴客でにぎわうことはもちろん、1年を通して人気のドライブコースでもある。
観光地としての魅力は数多く、周辺の鎌倉や葉山などの散策も組み込めば、一泊や二泊の旅行としても楽しめる。

基本的には1年を通して人気の観光地であり、海外沿いの国道の渋滞も有名だが、意外な穴場として存在しているのが江の島だ。
海外沿いをドライブしていると必ず目に入る島だが、見たことはあっても実際にわざわざ橋を渡って訪れたことまである人は多くないだろうか。
ここでは、その江の島観光についてより詳しく紹介しよう。

江の島を一言で言い表すなら、気軽に行けるカジュアルなリゾート地だ。
鎌倉・湘南エリア自体が日本でも有数の観光地だが、日本中から高額な費用をかけて訪れる有数の観光地という印象ではない。
むしろ、その日の朝に思い立って、海が見たいから湘南に行こうというカジュアルな動機で訪れることが可能な立地と雰囲気を備えている。

言い換えれば、関東圏で暮らしていれば特に1年に数回は訪れているかもしれないエリアとも言える。
車でドライブに行くも良し、小田急線に揺られて片瀬江ノ島駅まで約1時間の電車での小旅行を楽しむも良し、とにかくその気軽さが特徴なのだ。

片瀬江ノ島駅から徒歩5分で、江の島弁天橋という歩行者専用の橋を渡ると、江の島の象徴でもあるシーキャンドルと呼ばれている灯台に出迎えられる。
この橋の上から眺める湘南エリアの風景は、オリジナリティの高い風情のある穏やかな景色で心が癒やされる。
橋を渡り切った先は参道になっており、多くの飲食店やお土産屋さんが軒を並べている。

青銅製の鳥居をくぐって、この江の島弁財天仲見世通りと呼ばれる商店街に入ると、歩くだけでも楽しい通りであることが分かる。
その先には徒歩で20分登れば到着できる江島神社が待っているが、足の悪い高齢者でもエスカレーターを利用して参拝にいくことが可能だ。
他にもシーキャンドルの上の展望台を訪れたり、洞窟観光をしたり、江の島が持っている観光素材の豊富さに驚くことだろう。

江の島ならではのお気に入りのお店

江の島を散策中は、ぜひグルメにも挑戦してほしい。
江の島名物のたこせんべいは、江の島の頂上にもあさひ本店の頂上店があるのでぜひ丸焼きたこせんべいを試してみてほしい。
その名の通り、下味のついたたこを鉄板の上で丸焼きして作る薄いせんべいだ。

ほんの数分でできあがるたこせんべい作りのパフォーマンスを目の前で眺めていると、焼いてくれているせんべいからは新鮮な磯の香りが漂い、早く食べたいと食欲をそそる。
職人さんから受け取ったそのままにかじりつくと、たこの甘さと香ばしさに舌鼓を打つことだろう。