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ブランド品の売り買いに便利なオンラインサービスとは

整理整頓されたクローゼット

不要なブランド品をいざ売るとなったら、少しでも高く売る方法を知りたい。今回、妻の断捨離に付き合い、ブランド品を売れるオンラインサービスや高く売るコツを調べて実践した話を綴る。

妻が断捨離をはじめた

「断捨離をはじめるよ!」ある日の休日、妻が断捨離をはじめると宣言してきた。自分は断捨離という言葉は聞いたことあるが、断捨離は「大掃除」と変わらないイメージだった。手伝う前に、大掃除と断捨離の何が違うのかを聞いてみた。

断捨離とは

必要なものしか買わず“もの”への執着を失くし、不要なものを手放すのが、妻の考える断捨離だそうだ。大掃除はゴミを捨てるイメージだが、断捨離はまだ使えるものでも、不要であれば捨てるらしい。また、大掃除のように1度に片づけるのではなく、少しずつ片づけの習慣をつけながら整理していくとのことだ。

断捨離のメリット

自分は妻の片づけに不満はないのだが、妻が断捨離をする目的はたくさんあるようだ。まず、日々の掃除が楽になるらしい。ものを減らし整理整頓していると、使った収納スペースに都度戻せるので、掃除する面倒くささがなくなるのだ。いつも部屋が片付いていて、部屋が広く見えるメリットがある。気持ちまでリセットされるのだとか。

次に、衝動買いをしなくなるらしい。妻が衝動買いをしているようには見えなかったが、妻曰くデパートに行くと「衝動買いのスイッチが入る」時があるようだ。
断捨離は本当に必要なものかを見極める力を養うらしく、無駄な買い物や無計画な買いだしをしなくなる。よって、お金が貯まるという仕組みだ。

自分にとって必要な“もの”なのかを見極めながら、購入したり売却したりしていると商品の価値を判断する力がつく、ものを見極めて商品を購入するスキルがつくだろう。

そういえばオンラインショップのセール期間、共同で使っているアカウントの買い物かごに大量に商品が入っていたのを思い出した。断捨離で妻の衝動買いが少なくなれば、自分にもメリットがありそうだと思った。

妻の断捨離を手伝うことに

自分も、妻の断捨離を手伝うことにした。妻がリビング一面にブルーシートを敷いて、次々とものを出し始める。まずは何を持っているか全体の把握からはじめるらしい。
今回は、各部屋のクローゼットに入っているものに限定して断捨離をすすめた。以前良く身につけていたお気に入りのニットシャツやジーンズなどがでてくる。昔のことを思い出しながら楽しく、ブルーシートにクローゼットの中に閉まっていたものをだしていった。

断捨離のコツ

ステップ1は「仕分け」だ。出された全てのものを“使っているもの”と“思い出のもの”を「取っておくもの」として振り分け、残りは「使っていないもの」として振り分ける。さらに、使っていないものの中で“今後使うもの”と“手放すもの”を仕分けていく。

この手放すものを決めるのが難しい。妻から「これいる?」と聞かれると、まだ使えるから必要だと答えてしまうからだ。妻から、1年使っていなければ「今後も使わないよ!」と厳しい喝を入れられた。
ステップ2は手放すものの基準を決めて、勇気を持ってものとおさらばするステージだ。このステップをしっかりこなせば、この後のステップで収納スペースを確保できる。
ステップ3は「ものをしまう」。ものが少なくなった分、収納スペースが広くなった。中身の見える収納ケースやシンプルなセンスある収納ケースにしまって、クローゼットの中がすっきり整理された。妻の選ぶ収納ケースのセンスがおしゃれなのか、全体的にインテリアとしても活かせる収納になった。

夫婦で手放すと決めたものの中に財布やバッグなど、ブランド品が多くあった。中には自分が妻にプレゼントしたバッグもいくつかある。「思い出のもの」として振り分けなかったことに少し寂しさを感じたが、スパッと手放すと決めた妻の断捨離に対する意気込みを知った。
自分にできることは、できるだけ高くブランド品を買取ってもらう手段を調べることだろう。

ブランド品を売却できるオンラインサービス

ブランド品を手軽に高く買取ってもらえる、オンラインサービスを調べたので紹介する。
ネットでブランド品を売るなら、フリマアプリかネット買い取の2つに絞った。

フリマアプリ「メルカリ」

個人間でものを売買できるフリマアプリ、メルカリ。2019年9月地点で取引の累計が5億件を突破している。日本国内の利用者数が月間1,350万人を超えるというのだから、ニッチな品物でも需要があり、売れる可能性が高いといえるだろう。自分がフリマアプリの中でメルカリをおすすめする理由は、発送方法で選択できるらくらくメルカリ便があるからだ。全国一律料金とリーズナブルなうえに、保証と追跡機能がつくのでブランド品の発送にはおすすめだ。

難点なのは売りにだす商品の相場を見て、価格を自分で決めるところだと思う。相場を基準に決めるといっても、使い込んだ年数も違えば状態も違う商品が同じカテゴリーに並んでいるわけだ。素人の感覚で決まっている相場に、妻が丁寧に使ってきたブランド品をだすのは気が引ける。
ブランド品の中でも、流行に左右されたシリーズは買取価格が落ちる傾向にあるようだ。メルカリはユーザーが多いので、買取業者で高値がつきにくいシリーズを売るのに使えると思った。

メルカリでは売上価格の10%を手数料として差し引かれるので、高い商品を売る場合には手数料もふまえて価格設定をしよう。

オンライン買取「エコリング」

ブランド品や貴金属、不用品の買取がスマホ1つで完結できるサービス、エコリング。オンラインだけでなく、出張買取や店頭買取もしている信頼できる買取専門業者だ。エコリングのポイントは「LINE査定」が無料で使えるところ。スマホで写真を撮影しLINEで送信、査定結果を確認できる。経験豊富な鑑定士が査定した価格に満足であれば、宅配キットを取り寄せて送るだけという手軽さだ。買取実績のページにはこれまで査定してきた各ブランドの商品と買取価格が開示されており、安定した買取価格をアピールしている。

ブランド品であれば1点ずつLINE査定をしてもらう価値はあるが、それ以外の品物であれば宅配キットに一気に詰めこんで、査定してもらったほうが楽だろう。LINE査定ではあらかじめメルカリの相場を知ったうえで、査定結果を見るのも手だ。メルカリで売ったほうが高く売れる場合もあるかもしれない。ちなみに妻のブランド品は使い込まれていなかったため、メルカリで同ブランドの売れていた相場より、エコリングのほうは高値がついたのですべて買取業者へ売りにだした。

ブランド品を高く売るコツ

妻はブランド品を丁寧に扱っていたため、見た目にはまだまだキレイで使える状態だった。それでもブランド品を高く売るためのコツを実践していた。

付属や保証書の有無

使わないバッグの箱や巾着、保証書などの付属品をしっかり取ってあった。本物だと証明できる保証書は査定価格に響くのは想像がつくが、使わなかったショルダーベルトや購入時の箱など付属品も査定金額に影響するようだ。

使用感をなくす

見た目はキレイでも、バッグは匂いがつきやすいらしい。使用していた妻の香水やクローゼットの匂いなどが付着しているのだとか。配送する前に、風通しの良いところに1日干しておくと匂いはだいぶ取れるとのことだ。保管する時も市販の防臭剤と一緒にしまうと、売る時に役立つだろう。
匂いによってLINE査定後の、実物査定で価格が変動するかもしれない。念には念を入れて、少しでもプラスを狙おう。汚れやシミがある場合は、布でふき取りキレイにしておくと◎

今回は妻の誘いもあり、クローゼットの断捨離に挑戦できた。ブランド品の買い取に便利なオンラインサービスを調べて、併用しながら賢く売りにだせたと思う。今度は自分の部屋や書斎周りの“断捨離”に挑戦してみようかなと思わせてくれる体験だった。